テキサスホールデム・ポーカー|初心者向け究極ガイド

Texas Hold'em Guide

日本でポーカーというと、手札5枚で遊ぶポーカーをイメージする人が多いと思います。日本で一般的に知られているポーカーは、ファイブドローポーカーというゲームです。現在、世界中ではテキサスホールデムが一番人気があるポーカーです。

ファイブドローポーカーとテキサスホールデムの違いは、大まかに以下になります。

  • ファイブカードドローは、自分の持ち札5枚で役(組み合わせ)をつくる。配られた5枚を一度、任意で変更することができる。
  • テキサスホールデムは、自分の手札2枚と共通の場にあるコミュニティカード5枚の合計7枚から5枚を選び役をつくる。一度配られたカード2枚を変更することはできない。


5枚を選ぶといっても、ハイカードの強いカードで勝敗を決める場合もありますし、5枚のうちで2枚が揃ったワンペアだけで勝負が決まる場合もあります。勝ち方は、ファイブカードドローもテキサスホールデムも同じで、強い役を持っているプレイヤーが勝利します。

ポーカーには様々な種類があり、細かなルールの違いなどを含むとなんと100種を超えると言われています。ポーカーのカテゴリーを大きく分けると、ドロー・ポーカー(またはクローズド・ポーカー)、スタッド・ポーカー、フロップ・ポーカーの3つに分類されます。日本人に馴染みのあるファイブドローポーカーは、名前のとおりドロー・ポーカーの一つです。テキサスホールデムは、フロップ・ポーカーの一つで、テキサスポーカーと俗称されることもあります。

テキサスホールデムは、世界のカジノでプレーされているポーカーで、プロのプレイヤーも存在します。億単位の賞金が出る大会も開催されています。1900年代初めにテキサスでプレーされたという記録が残っており、1967年にラスベガスに伝わり、そこから更にヨーロッパへ普及、1970年にはワールドシリーズ・オブ・ポーカーという世界大会が開催されるまでになりました。

以降、このワールドシリーズ・オブ・ポーカーは毎年開催され、現在では優勝賞金が10億円を超えることもある強大な大会に成長しています。

テキサスホールデムは、世界中のモダンなカジノでは必ず存在するポーカーで主要なゲームの一つです。日本でもIR法案が成立し、本格的にカジノが始まれば間違いなくテキサスホールデムが主要なゲームの一つとなることが予想されます。将来、日本のカジノで気軽にポーカーを遊ぶために、今からテキサスホールデムを練習しておくのもいいかもしれません。

ここでは、テキサスホールデムって何?という方のために、基本的な遊び方を説明していきます。

使用する物

  • 52枚のトランプ


テキサスホールデムの公式ゲームでは、ジョーカーを除いた52枚のトランプでゲームが行われます。

ちなみに、仲間うちで楽しむゲームあれば、オールマイティーのカードとして、ジョーカーを使用したりします。

  • チップ


チップは、テレビなどで一度は見たことがあるという人が多いのではないでしょうか。公式ゲームでは、チップを使用します。コインの形状をした用具で、ギャンブルとしてプレイする場合は、現金をチップに交換します。勝って獲得したチップが収入になります。海外カジノにおいては、多くの場合、白=1、赤=5、緑色=25、黒色=100という単位になります。

仲間うちでのゲームの場合は、チップの種類とその価値はプレイヤーの間で任意に決めれば良く特にルールはありません。また、チップの代わりに、例えばキャンディなどを利用するのもいいかもしれません。

  • ディーラー「DEALER」ボタン


ディーラー「DEALER」と書かれたボタン状の用具のようなものが必要です。ディーラーボタンは、丸くチップよりも少し大きな形の円盤状のもので、「DEALER」と書かれているのが一般的です。

テキサスホールデムやほとんどのポーカー・ゲームでは、ディーラーと呼ばれるポジションは、一番最初にカードを配られたときに決定します。詳しくは、後で説明する「ゲーム進行の流れ」をご参照ください。一般的にはディーラーボタンのことを、「ボタン(BTN)」と呼びます。このディーラー「DEALER」は、カジノの従業員のディーラーさんとは異なりますので注意しましょう。

公式ゲームでは、カジノディーラーはカードを配る人で、このポジションのディーラーはプレイヤーの一人です。仲間うちのゲームの場合、このポジションのディーラーがカードも配ります。

プレイヤー数

ポーカー・ゲームは、基本的に2人から約10人までがおすすめです。テキサスホールデムの場合は、6人から8人くらいがおすすめとの説が多いです。6人から8人の理由は、これぐらいの人数だとゲームが一番面白いとよく言われます。また、6人から8人でのゲームは、カードの数と全体のゲームの流れから強い役が出る確率が高いという説もあります。

テキサスホールデム・ポーカーの基本用語

ポーカーには、カタカナの用語がたくさん登場します。ここでは、初心者がまず知っておきたいポーカーの基本用語とテキサスホールデムに登場する基本用語をいくつか紹介します。もともと英語でしたので、アルファベット順に並べてみました。

アクション (Action)

各ラウンドにおいて、以下のどれかをすること。

  • チェック:いわゆるパス。何もせず次の人に回すこと。他プレイヤーが賭けている場合はできない。
  • ベット:場に何も賭けられていない状態で、新規に賭けること。
  • フォールド:ゲームを降りること。
  • レイズ:他プレイヤーが賭けた後、さらに賭け金の上乗せをすること。
  • コール:他プレイヤーの賭け金に合わせ、同額を賭けること。
  • オールイン:手持ちのチップを全て賭けること。


アグレッサー (Aggressor)

特にラウンドが終わる直前で、ベットまたはレイズを開始したプレイヤーのこと。

オールイン (All-in)

ゲームに参加しているプレイヤーが手持ちのチップを全て賭ける(ベット)こと。

オールインをしたプレイヤーが他のプレイヤーよりも少ない額で勝負し、そのオールインをしたプレイヤーが勝った場合は、オールインでベットした額に対する配当のみの獲得となります。ちなみに複数のプレイヤーがオールインをした場合は、サイドポットでオールインのチップを管理します。

アンティ (Ante)

ゲームに参加するための手数料。基本的にトーナメントで発生します。支払われたアンティはポットに集められ、それ以降の掛け金と合わせて勝者が獲得することになります。場所によっては、アンティをコミッションとして徴収される場合もあります。

ベット (Bet)

賭けること。即ち、ポットにチップを置くこと。

ベッティング・ラウンド (Betting Round)

ゲーム中、プレイヤーが、フォールド、ベット、チェック、レイズのいずれかをするとき。

ブラインド (Blind)

ゲーム開始時に一度だけ行われる強制ベット。ボタンの左側のプレイヤーをスモールブラインド(SB)、更にその左側のプレイヤーをビッグブラインド(BB)と呼び、その2人のプレイヤ―は、テーブル毎に決められている額のチップをベットしなければなりません。

ブラフ (Bluff)

手札が弱いにも関わらず、レイズなど強気にベットし続けること。相手にフォールドさせるために使用することがほとんどです。

バーンカード (Burn Card)

カジノディーラーが新しいカードをプレイヤーに配る前に、伏せたまま脇に取り除く一枚のカードのこと。カードを配る前に、このカードが一番上にあり、折り曲がっていたりして何であるかがわかってしまいゲームに影響が出るのを防ぐために行われます。

ボタン (Button)

プレイヤーの一人に割り当てられ、プレイする順番が最後になるので最も有利なポジション。目印としてそのプレイヤーの席に「DEALER」と書かれたボタン状の用具が置かれます。ディーラーと書かれていますが、カジノ従業員のディーラーさんとは異なりますので、混同しないようにしましょう。

最初に、カジノディーラーがカードを見せた状態で一枚ずつ各プレイヤーに配り、一番強いカードを持っているプレイヤーの前にボタンを置きます。数字が同じ場合は、スートで決まります。強さの順番は、♠ > ♥ > ♦ > ♣ となります。

コール (Call)

前の人と同じ枚数のチップを出すこと。

チェック (Check)

何も賭けず(ベットせず)、自分のターン(順番)を次のプレイヤーにパスすること。自分と相手プレイヤーのベット額が同じであり、自分のターンが回ってきた時のみ使えます。

チップ (Chip)

コインの形状をした用具。ギャンブルとしてプレイする場合は、現金をチップに交換します。勝って獲得したチップが収入になります。

仲間うちでのゲームの場合は、チップの種類とその価値はプレイヤーの間で任意に決めれば良く特にルールはありません。複数の価値のチップを用意すると便利です。

コミュニティカード (Community Card)

テーブル上に公開される全プレイヤーが共通して使用するカードこと。フロップ・ポーカーにおいて使用されます。

ディーラー (Dealer)

カジノの従業員であるカジノディーラーのこと。ゲームの進行役で、ほとんどのゲームでは勝負に介入しません。専属のディーラーが各テーブルに一人ずついて、ゲームのカードを配ります。トーナメントや大規模なプライベートゲームでは、「アミューズメントディーラー」がゲーム進行役などを行います。

仲間うちでのゲームは、プレイヤーの一人がボタンとなり、カードを配るディーラーを兼ねるケースが多いようです。

デック (Deck)

ゲームで使用するカード(トランプ)のセットのこと。カード52枚で1デック。ジョーカーがあれば53枚です。

ドロー (Draw)

ドロー・ポーカーにおいて、任意の枚数の手札を新しいカードと交換すること。

フロップ・ラウンド (Flop Round)

フロップ・ラウンドは、コミュニティカードと呼ばれる3枚のカードが参加者全員に見えるようにボードの中央あたりに表向きに置かれるラウンドのこと。この3枚と自分の持っているカードとの組み合わせて役をつくることができます。このラウンドをフロップ(The Flop) とも言います。

フォールド (Fold)

チップを捨ててゲームを降りること。

ハンド (Hand)

幅広く、手札のこと。5枚のカードの役も意味します。自分のカードとコミュニティカードから選んだ5枚のカードも意味します。

ホールカード (Hole Card)

当のプレイヤーだけが見ることができるカード。例えば、テキサスホールデムのプレイヤーに配られる2枚のカードです。

キッカー (Kicker)

ハンドの中で役を作るのに関係のないカードのこと。同じ役の相手がいた時は、キッカーの数字の強さで勝ち負けが決まります。

マック (Muck)

使用済みのカードが置かれている場所。また、「マックする」とは、カードをオープンせずに降りることです。

ピクチャーカード (Picture Cards)

J、Q、Kのカードのこと。フェイスカード(Face Card)とも言います。

プリフロップ・ラウンド (Preflop Round)

簡単に言えば、プリフロップ・ラウンドは、プレイヤーが2枚のカードを受け取り、その強さに基づいて次のアクションを決定するラウンド。

ポット (Pot)

テーブルの中央付近にあるチップが置いてある場所。メインポット(Main Pot)と呼ばれる場合もあります。

プレイヤー達は、ポットの中で自分に近い場所に、他のプレイヤーが賭けたチップと区別がつくように、賭けたチップを置きます。ゲームの最後に勝者が受け取る時を除いて、一度賭けたチップを再び手もとに戻す事はできません。

レイズ (Raise)

前の人よりも多い枚数のチップを出すこと。

リレイズ (Re-raise)

そのラウンドで2回目以降のレイズのこと。リレイズの場合、直前のプレイヤーのベット額に前回のレイズで上乗せした金額以上をベットします。

リバー・ラウンド (River round)

ターン・ラウンドのベットが終了後、最後の 5番目のコミュニティ カードが参加者に見えるようにボード上に表向きに置かれること。このラウンドは、River(The River)とも言われます。

ショーダウン (Showdown)

ゲームの最後に手持ちのハンドを見せることです。

サイドポット (Side Pot)

オールインしたプレイヤー以外のプレイヤーがベットしたときにできるポット。例えば、オールインをしたプレイヤーのチップが他のプレイヤーがベットしたチップよりも少ない場合があります。そして、もしそのオールインをしたプレイヤーが勝った場合、他のプレイヤーに払い戻す必要がある時などに利用されます。

スーツ / スート (Suits / Suit)

トランプのマーク、♠ ♥ ♦ ♣ のこと。

ターン・ラウンド (Turn Round)

フロップ・ラウンドのベットが終了後、 4番目のコミュニティ カードが参加者に見えるようにボード上に表向きに置かれること。このラウンドは、ターン(The Turn)とも言われます。

アンダー・ザ・ガン (UTG: Under The Gun)

ビックブラインドの左側に座っている人。プリフロップ・ラウンドにおいて、一番最初にアクションをするポジションなので一番悪いボジションとも言われています。また、全プレイヤーからレイズなどの攻撃を受ける可能性があるので、全員から銃口を突きつけられているという意味合いで「アンダー・ザ・ガン」と呼ばれています。

ポーカーの共通ルール | 各カードの強さ | 役(組み合わせ)の強さ

他のポーカー・ゲームと同じように、テキサスホールデムも勝敗の決め方は同じです。カードの数位は「A」(エース)が最も強く、以下「K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2」の順となります。公式ルールのポーカーは、基本的にジョーカーを使用しません。

もし仲間うちでジョーカーを使用した場合、例えばワンペアがあった場合、それにジョーカーを加えてスリーカードになるというイメージです。もしジョーカーを含まない状態でフォーカードができ、残りの1枚がジョーカーの場合は、ファイブカードが完成します。ファイブカードは、ロイヤルストレートフラッシュよりも最強の役というルールが多いようです。しかし、ルールによっては、ロイヤルストレートフラッシュよりも弱い場合もあります。ジョーカーは、非常に重要で特殊なカードと言えます。

冒頭でも述べたように、ポーカーは役(カードの組み合わせ)で勝敗が決まります。もし役が同じ強さの場合は、数字やピクチャーカードの強さ(例えば、「A」が一番強い、「Q」は「J」より強い、「8」は「7」より強い、「2」が一番弱いなど)で、勝敗が決まります。

ポーカーの役の強さを解説していきます。役は全部で10種存在し、強さは、弱い順から下記になります。

  • ハイカード (High card)
  • ワンペア (Pair)
  • ツーペア (Two pairs)
  • スリーカード (Three of a kind)
  • ストレート (Straight)
  • フラッシュ (Flush)
  • フルハウス (Full house)
  • フォーカード (Four of a kind)
  • ストレートフラッシュ (Straight flush)
  • ロイヤルストレートフラッシュ (Royal flush)

それぞれの役の詳細は以下になります。

ハイカード (High card)

ペアもなくバラバラな数字やスーツの状態は、「ハイカード(ノーハンド)」という役になります。通称「ブタ」とも言われています。ハイカード同士の場合、より大きい数字(強い順からA、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2)のハイカードを持った方が勝利です。ハイカードの発生確率は、50%です。

例:以下のように、数字もスーツもバラバラです。

ワンペア (Pair)

ワンペアは、同じ数字の2枚組1つのペアとそれぞれ異なる数字の3枚のカードで構成される役です。数字が大きくなるほど強くなります。Aのペアが最強で、2のペアが最弱になります。例えば、「5・5・A・J・9」と「5・5・Q・8・5」だと、どちらも5のワンペアです。役以外のカードは、前者が「A・J・9」、後者が「Q・8・5」。「A・J・9」の一番高いカードはA、「Q・8・5」の一番高いカードはQになります。カードのランクはA > Qなので、「5・5・A・J・9」の方が勝ちです。ワンペアの発生確率は、42.25%です。

例:以下は、「8」のワンペア、そして残りの3枚は数字とスートがバラバラです。

ツーペア (Two pairs)

ツーペアは、同じ数字の2枚組を2組とそれ以外の1枚で構成される役です。ツーペア同士の勝敗は 「高ランクのペア」 → 「低ランクのペア」 → 「余った一枚」 の順で勝利が決まります。ツーペアの発生確率は、4.75%です。

例:以下の場合は、「Q」と「7」のツーペアになります。それ以外の1枚は「3」です。

スリーカード (Three of a kind)

スリーカードは、同じ数字のカードが3枚揃った手役です。スリー・オブ・ア・カインド(Three of a kind)と呼び、海外では「スリーカード」と言っても通じません。スリーカードの発生確率は、2.1%です。

例:以下は、「Q」のスリーカードとバラバラの数字とスーツの2枚です。

ストレート (Straight) 

連続した数字5枚のカードで作る手役です。数字が大きくなればなるほど強い役になります。スーツが揃っている必要はありません。ストレートで「A」(エース)を使う場合は、「2」もしくは 「K」(キング)のどちらかと一緒の場合のみに使えます。要するに、エースを「2」と一緒に使う場合は、「1」になります。例えば、「Q・J・10・9・8」と「5・4・3・2・A」の場合、「A」は「1」になりますので、「Q・J・10・9・8」の方が強い役になります。ストレートの発生確率は、0.39%です。

例:以下は、「5・6・7・8・9」と続いたストレートです。スーツはバラバラです。

フラッシュ (Flush)

同じスーツのカード5枚で作る手役です。4種類のスーツのランク付けはなく、カードの数字は問いません。より大きい数字の入ったフラッシュを揃えた方が勝利です。例えば、ハートの「J・3・Q・8・4」とダイヤの「5・3・Q・8・K」の場合、「J・3・Q・8・4」と「5・3・Q・8・K」では、Kが一番強いので、ダイヤの「5・3・Q・8・K」を持つプレイヤーの勝利となります。フラッシュの発生確率は、0.2%です。

例:以下は、ハートが5枚のフラッシュです。番号はバラバラです。

フルハウス  (Full house)

スリーカード(同じ数字カード3枚)とワンペア(同じ数字カード2枚)の組み合わせで作る役です。3枚組の数字が大きいほど強くなります。フルハウスの発生確率は、0.14%です。

例:以下は、「Q」のスリーカードと「7」のワンペアのフルハウスです。

フォーカード (Four of a kind)

4枚の同じ数字のカードが揃った役です。英語ではフォー・オブ・ア・カインド(Four of a kind)と呼び、海外ではスリーカードと同様に「フォーカード」と言っても通じません。フォーカードの発生確率は、0.024%です。

例:以下は、「Q」のフォーカードで、残りの一枚は「7」です。

ストレートフラッシュ (Straight flush)

ストレートとフラッシュが同時に完成した役です。ストレートフラッシュ同士では、数字が大きくなるほど強い役になります。ストレートフラッシュの発生確率は、0.00139%です。

例:以下は、「3・4・5・6・7」のストレートでスートは全てスペードです。

ロイヤルストレートフラッシュ (Royal Flush)

ポーカーで最も強い役がロイヤルストレートフラッシュです。「A・K・Q・J・10」のストレートとスーツが揃った役になります。この場合のエースは、「14」となります。海外では、ロイヤルストレートフラッシュの「ストレート」を除き、ロイヤル・フラッシュ (Royal flush) と呼ぶ場合がほとんどです。ロイヤルストレートフラッシュの発生確率は、0.00015%です。一度でも揃ったらスゴイですね。

例:以下は、「A・K・Q・J・10」のストレートでスートは全てスペードです。

勝ち方のまとめ

どのポーカーゲームでも勝利のルールは共通しています。一番低い発生確率のカードの組み合わせを持ったプレイヤーが勝利します。

ちなみに、ポーカーの勝ち方は2つあります。相手よりも強い役を作るか、あるいは、相手を先にゲームから降ろさせるかです。前者はカードの引きの強さによりますが、後者は引きの強さ弱さは関係ありません。仮に弱い役しか作れていなくても、相手に「強い役を持っているかも」と思わせるようなブラフの技術が重要になります。

ゲーム進行の流れ 

では、テキサスホールデムのゲーム進行の流れを見ていきましょう。ここでは、一般的な公式ゲームの進行の流れを説明します。

    1. 席に座る
    2. ディーラーボタンが置かれる
    3. ブラインド(強制ベット)とアンティ(強制参加費)
    4. カードが配られる
    5. プリフロップ・ラウンド(第1ベッティング・ラウンド)
    6. フロップ・ラウンド(第2ベッティング・ラウンド)
    7. ターン・ラウンド(第3ベッティング・ラウンド)
    8. リバー・ラウンド(第4ベッティング・ラウンド)
    9. ショーダウン


1.
    席に座る

テーブルには、カジノの従業員ディーラー1人とプレイヤーが座ります。テーブルのどこに座るかは、カジノの場合、フロア(カジノの係員)に案内された席に座ることになります。誰の横に座るかはゲームに大きく影響します。

もし、自由に席が選べる状態であれば、チップを多く持っている人、いわゆるうまい人の左隣に座ることをおすすめします。うまい人のすぐ後にアクションすることになるので、とりあえずうまい人に合わせてすぐにチェックしたりフォールドをしたりすることができるからです。また、勉強にもなると思います。

2.     ディーラーボタンを置く

席順が決まったら、次にディーラーボタンの位置を決めます。カードを配るカジノディーラーと紛らわしいので、このディーラーボタンをボタンと呼ぶことが多いです。このボタンは、チップよりも少し大きい円盤状で「DEALER」あるいは「D」と書かれています。ボタンは、「親」的な存在で、この位置を目印としてゲームが進行します。通常、ディーラーボタンの位置を決めるために、カジノディーラーが全員にカードを見せた状態で一枚ずつ配ります。一番強いカードを持っているプレイヤーの前にボタンが置かれます。数字が同じ場合は、スートで決まります。強さの順番は、♠ > ♥ > ♦ > ♣ となります。

ディーラーボタンのプレイヤーが一番有利です。なぜなら、カードが最後に配られ、全てのアクションの順番が最後になるので、他プレイヤーのアクションを観察してから自分のアクションを最後に決めることができるからです。

ディーラーボタンの位置は、時計回りに一ゲーム毎に移動します。つまり、ずっとゲームを続けていると、全てのプレイヤーの前にこのボタンが置かれることになります。

3.    ブラインド(強制ベット)とアンティ(強制参加費)

ブラインド(強制ベット)とは、スモールブラインド(SB)とビッグブラインド(BB)がベットすることです。「テキサスホールデム・ポーカーの基本用語」でも説明しましたが、ディーラーボタンの左側のプレイヤーがSB、更にその左側のプレイヤーがBBになります。その2人のプレイヤ―は、テーブル毎に決められている額のチップを最初にボードに置かなければなりません。BB額はSB額の2倍です。

アンティは、参加者全員が支払う強制参加費です。テキサスホールデムではアンティを支払うことは稀です。もし支払う場合は、一人当たりのアンティは、だいたいBB額の10〜15%の額と言われています。2019年以降主流となっているのは、BBがアンティの全額をまとめて払う方法です。これを、ビックブラインドアンティ(Big Blind Ante)と呼びます。例えば、「100-200-200」の場合、SBが100、BBが200と200の合計400を支払うことになります。ビックブラインドアンティのメリットは、カジノディーラーの処理が早くなるのでゲームのスピードアップになります。

4.    カードが配られる

ついにカードが配られます。SBのプレイヤーから時計回りに1枚ずつ配られていき二周し、一人当たり2枚ずつ配られます。この2枚をホールカードと言います。プレイヤーに配られるのはこの2枚のみで、変更することはできません。他のプレイヤーに見られないように一人でこっそりと見て、そのまま伏せたままにします。

5.    プリフロップ・ラウンド(第1ベッティング・ラウンド)

プリフロップ・ラウンドからだんだんゲームが面白くなってきます。プリフロップ・ラウンド フロップ・ラウンド ターン・ラウンド リバー・ラウンドの順番で、4回アクションを行います。

プリフロップ・ラウンドでは、配られたホールカードの2枚のみでアクションが始まります。まずは手元の2枚で、勝負するのか、降りるのかを判断する必要があります。このホールカード2枚だけのラウンドを、「プリフロップ」と言います。

SBとBBはブラインドと呼ばれる強制ベットがあるため、すでにチップを賭けたことになっているので、BBの左隣にあたるアンダー・ザ・ガンのプレイヤーからアクションを行います。このアクションには、4つの選択肢があります。

  • コール:BBと同じ金額を賭ける。
  • レイズ:BBの賭け金以上を賭ける。BBの2倍の額にしなければならないルールが多いです。その場合、例えばBBの額が200だと400を賭ける必要があります。
  • オールインする。
  • フォールド:諦めて勝負から降りる。

プリフロップは、フォールドしたプレイヤーを除いて全てのプレイヤーが同額をベットした時点で終了します。誰かがレイズを選択した場合、全プレイヤーが同額をベットした状態ではなくなるので、もう一周することになります。全員の賭け額が揃った時点で、カジノディーラーが全部のチップをポットに集めます。

 6.    フロップ・ラウンド(第2ベッティング・ラウンド)

フロップ・ラウンドでは、カジノディーラーが最初に一枚バーンカードを伏せたまま脇に寄せます。そして、テーブルの中央にコミュニティカード3枚を見せて置きます。この3枚のコミュニティカードをフロップと呼びます。この3枚と手元のホールカード2枚の合計5枚のカードから役を組み合わせることができます。この時点で、ベットをするか勝負を降りるかを再び判断します。

フロップ・ラウンドでは、SBを起点としてアクションが始まります。SBはチェックを選択することができます。例えば、全員がチェックをして一周した場合、その時点でフロップ・ラウンドは終了します。しかし一人でもレイズをすれば、それ以降のプレイヤーは、コール、レイズ、あるいはフォールドの選択となります。全員の賭け額が揃った時点で、カジノディーラーは、また全部のチップをポットに集めます。

7.    ターン・ラウンド(第3ベッティング・ラウンド)

ターン・ラウンドでも、カジノディーラーが一枚バーンカードを伏せたまま脇に寄せます。そして、コミュニティカード1枚を見せて追加します。そのカードをターンと呼びます。後は、フロップ・ラウンドと同じ手順を繰り返します。終了後、カジノディーラーは、また全部のチップをポットに集めます。

8.    リバー・ラウンド(第4ベッティング・ラウンド)

最後のラウンドのリバー・ラウンドでも、カジノディーラーが一枚バーンカードを伏せて脇に寄せます。そして、最後のコミュニティカード1枚を見せてテーブルに置きます。そのカードをリバーと呼びます。この時点でコミュニティカードの5枚が全て出揃います。後は、ターン・ラウンドと全く同じ手順になります。

9.    ショーダウン

ショーダウンでは、アグレッサー(アグレッシブなプレーをした人)が最初に手持ちの2枚をオープンします。そしてフォールドしなかった他プレイヤーも手持ちのカードをオープンします。リバーのアクションにより以下の2パターンがあります。前の人よりも自分の役が弱い場合は、ショーダウンせずにカードを伏せる(マック)することも可能です。

  1. 全員がチェックだった場合 → ボタンの左隣の人から時計周りにショーダウン
  2. ベット、レイズ、オールインがあった場合 → 最後にアグレッシブなプレーをした人から時計回りにショーダウン
  • 例:「ベット⇒コール」の場合は、ベットをしたプレイヤーがアグレッシブなプレイヤー
  • 例:「ベット⇒レイズ⇒コール」の場合は、レイズをしたプレイヤーがアグレッシブなプレイヤー

コミュニティカード5枚と手持ちの2枚を組み合わせて一番強い役ができたプレイヤーが勝利します。手持ちの2枚を使わず、コミュニティカード5枚の役でも勝負できます。これで一ゲームが終了します。

次のゲームでは、前のゲームのSBがディーラーボタン、前のゲームのBBがSB、そして前のゲームでUTGだったBBの左隣がBBとなり、ゲームを繰り返していきます。

まとめ

テキサスホールデムは、3回に分けて公開されるコミュニティカード5枚と手元のカード2枚を見て、勝負をするか降りるかを決めるゲームです。つまり、5枚のコミュニティカードと2枚のホールカードの読み合いが大切です。駆け引きが勝負の醍醐味となります。

テキサスホールデムのポイントは、テーブル上のカードは他プレイヤーに見られているということと、また、あなた自身は他プレイヤーの手札の一部を知っているということになります。

どのポーカー・ゲームにも言えることですが、なるべく相手に自分の表情の変化を見せないようにしましょう。良い時も悪い時も常に淡々と冷静にプレイし、相手に感情を見抜かれないようにするのが勝利のポイントと言えます。また、ブラフして、相手をフォールドさせるのもひとつの手段です。

テキサスホールデムは、一度覚えてしまえば、とても楽しいゲームです。最初は、仲間うちでカジュアルに遊んでみることをおすすめします。

日本でポーカーというと、手札5枚で遊ぶポーカーをイメージする人が多いと思います。日本で一般的に知られているポーカーは、ファイブドローポーカーというゲームです。現在、世界中ではテキサスホールデムが一番人気があるポーカーです。

ファイブドローポーカーとテキサスホールデムの違いは、大まかに以下になります。

  • ファイブカードドローは、自分の持ち札5枚で役(組み合わせ)をつくる。配られた5枚を一度、任意で変更することができる。
  • テキサスホールデムは、自分の手札2枚と共通の場にあるコミュニティカード5枚の合計7枚から5枚を選び役をつくる。一度配られたカード2枚を変更することはできない。


5枚を選ぶといっても、ハイカードの強いカードで勝敗を決める場合もありますし、5枚のうちで2枚が揃ったワンペアだけで勝負が決まる場合もあります。勝ち方は、ファイブカードドローもテキサスホールデムも同じで、強い役を持っているプレイヤーが勝利します。

ポーカーには様々な種類があり、細かなルールの違いなどを含むとなんと100種を超えると言われています。ポーカーのカテゴリーを大きく分けると、ドロー・ポーカー(またはクローズド・ポーカー)、スタッド・ポーカー、フロップ・ポーカーの3つに分類されます。日本人に馴染みのあるファイブドローポーカーは、名前のとおりドロー・ポーカーの一つです。テキサスホールデムは、フロップ・ポーカーの一つで、テキサスポーカーと俗称されることもあります。

テキサスホールデムは、世界のカジノでプレーされているポーカーで、プロのプレイヤーも存在します。億単位の賞金が出る大会も開催されています。1900年代初めにテキサスでプレーされたという記録が残っており、1967年にラスベガスに伝わり、そこから更にヨーロッパへ普及、1970年にはワールドシリーズ・オブ・ポーカーという世界大会が開催されるまでになりました。

以降、このワールドシリーズ・オブ・ポーカーは毎年開催され、現在では優勝賞金が10億円を超えることもある強大な大会に成長しています。

テキサスホールデムは、世界中のモダンなカジノでは必ず存在するポーカーで主要なゲームの一つです。日本でもIR法案が成立し、本格的にカジノが始まれば間違いなくテキサスホールデムが主要なゲームの一つとなることが予想されます。将来、日本のカジノで気軽にポーカーを遊ぶために、今からテキサスホールデムを練習しておくのもいいかもしれません。

ここでは、テキサスホールデムって何?という方のために、基本的な遊び方を説明していきます。

使用する物

  • 52枚のトランプ

テキサスホールデムの公式ゲームでは、ジョーカーを除いた52枚のトランプでゲームが行われます。

ちなみに、仲間うちで楽しむゲームあれば、オールマイティーのカードとして、ジョーカーを使用したりします。

  • チップ

チップは、テレビなどで一度は見たことがあるという人が多いのではないでしょうか。公式ゲームでは、チップを使用します。コインの形状をした用具で、ギャンブルとしてプレイする場合は、現金をチップに交換します。勝って獲得したチップが収入になります。海外カジノにおいては、多くの場合、白=1、赤=5、緑色=25、黒色=100という単位になります。

仲間うちでのゲームの場合は、チップの種類とその価値はプレイヤーの間で任意に決めれば良く特にルールはありません。また、チップの代わりに、例えばキャンディなどを利用するのもいいかもしれません。

  • ディーラー「DEALER」ボタン

ディーラー「DEALER」と書かれたボタン状の用具のようなものが必要です。ディーラーボタンは、丸くチップよりも少し大きな形の円盤状のもので、「DEALER」と書かれているのが一般的です。

テキサスホールデムやほとんどのポーカー・ゲームでは、ディーラーと呼ばれるポジションは、一番最初にカードを配られたときに決定します。詳しくは、後で説明する「ゲーム進行の流れ」をご参照ください。一般的にはディーラーボタンのことを、「ボタン(BTN)」と呼びます。このディーラー「DEALER」は、カジノの従業員のディーラーさんとは異なりますので注意しましょう。

公式ゲームでは、カジノディーラーはカードを配る人で、このポジションのディーラーはプレイヤーの一人です。仲間うちのゲームの場合、このポジションのディーラーがカードも配ります。

プレイヤー数

ポーカー・ゲームは、基本的に2人から約10人までがおすすめです。テキサスホールデムの場合は、6人から8人くらいがおすすめとの説が多いです。6人から8人の理由は、これぐらいの人数だとゲームが一番面白いとよく言われます。また、6人から8人でのゲームは、カードの数と全体のゲームの流れから強い役が出る確率が高いという説もあります。

テキサスホールデム・ポーカーの基本用語

ポーカーには、カタカナの用語がたくさん登場します。ここでは、初心者がまず知っておきたいポーカーの基本用語とテキサスホールデムに登場する基本用語をいくつか紹介します。もともと英語でしたので、アルファベット順に並べてみました。

アクション (Action)

各ラウンドにおいて、以下のどれかをすること。

  • チェック:いわゆるパス。何もせず次の人に回すこと。他プレイヤーが賭けている場合はできない。
  • ベット:場に何も賭けられていない状態で、新規に賭けること。
  • フォールド:ゲームを降りること。
  • レイズ:他プレイヤーが賭けた後、さらに賭け金の上乗せをすること。
  • コール:他プレイヤーの賭け金に合わせ、同額を賭けること。
  • オールイン:手持ちのチップを全て賭けること。

アグレッサー (Aggressor)

特にラウンドが終わる直前で、ベットまたはレイズを開始したプレイヤーのこと。

オールイン (All-in)

ゲームに参加しているプレイヤーが手持ちのチップを全て賭ける(ベット)こと。

オールインをしたプレイヤーが他のプレイヤーよりも少ない額で勝負し、そのオールインをしたプレイヤーが勝った場合は、オールインでベットした額に対する配当のみの獲得となります。ちなみに複数のプレイヤーがオールインをした場合は、サイドポットでオールインのチップを管理します。

アンティ (Ante)

ゲームに参加するための手数料。基本的にトーナメントで発生します。支払われたアンティはポットに集められ、それ以降の掛け金と合わせて勝者が獲得することになります。場所によっては、アンティをコミッションとして徴収される場合もあります。

ベット (Bet)

賭けること。即ち、ポットにチップを置くこと。

ベッティング・ラウンド (Betting Round)

ゲーム中、プレイヤーが、フォールド、ベット、チェック、レイズのいずれかをするとき。

ブラインド (Blind)

ゲーム開始時に一度だけ行われる強制ベット。ボタンの左側のプレイヤーをスモールブラインド(SB)、更にその左側のプレイヤーをビッグブラインド(BB)と呼び、その2人のプレイヤ―は、テーブル毎に決められている額のチップをベットしなければなりません。

ブラフ (Bluff)

手札が弱いにも関わらず、レイズなど強気にベットし続けること。相手にフォールドさせるために使用することがほとんどです。

バーンカード (Burn Card)

カジノディーラーが新しいカードをプレイヤーに配る前に、伏せたまま脇に取り除く一枚のカードのこと。カードを配る前に、このカードが一番上にあり、折り曲がっていたりして何であるかがわかってしまいゲームに影響が出るのを防ぐために行われます。

ボタン (Button)

プレイヤーの一人に割り当てられ、プレイする順番が最後になるので最も有利なポジション。目印としてそのプレイヤーの席に「DEALER」と書かれたボタン状の用具が置かれます。ディーラーと書かれていますが、カジノ従業員のディーラーさんとは異なりますので、混同しないようにしましょう。

最初に、カジノディーラーがカードを見せた状態で一枚ずつ各プレイヤーに配り、一番強いカードを持っているプレイヤーの前にボタンを置きます。数字が同じ場合は、スートで決まります。強さの順番は、♠ > ♥ > ♦ > ♣ となります。

コール (Call)

前の人と同じ枚数のチップを出すこと。

チェック (Check)

何も賭けず(ベットせず)、自分のターン(順番)を次のプレイヤーにパスすること。自分と相手プレイヤーのベット額が同じであり、自分のターンが回ってきた時のみ使えます。

チップ (Chip)

コインの形状をした用具。ギャンブルとしてプレイする場合は、現金をチップに交換します。勝って獲得したチップが収入になります。

仲間うちでのゲームの場合は、チップの種類とその価値はプレイヤーの間で任意に決めれば良く特にルールはありません。複数の価値のチップを用意すると便利です。

コミュニティカード (Community Card)

テーブル上に公開される全プレイヤーが共通して使用するカードこと。フロップ・ポーカーにおいて使用されます。

ディーラー (Dealer)

カジノの従業員であるカジノディーラーのこと。ゲームの進行役で、ほとんどのゲームでは勝負に介入しません。専属のディーラーが各テーブルに一人ずついて、ゲームのカードを配ります。トーナメントや大規模なプライベートゲームでは、「アミューズメントディーラー」がゲーム進行役などを行います。

仲間うちでのゲームは、プレイヤーの一人がボタンとなり、カードを配るディーラーを兼ねるケースが多いようです。

デック (Deck)

ゲームで使用するカード(トランプ)のセットのこと。カード52枚で1デック。ジョーカーがあれば53枚です。

ドロー (Draw)

ドロー・ポーカーにおいて、任意の枚数の手札を新しいカードと交換すること。

フロップ・ラウンド (Flop Round)

フロップ・ラウンドは、コミュニティカードと呼ばれる3枚のカードが参加者全員に見えるようにボードの中央あたりに表向きに置かれるラウンドのこと。この3枚と自分の持っているカードとの組み合わせて役をつくることができます。このラウンドをフロップ(The Flop) とも言います。

フォールド (Fold)

チップを捨ててゲームを降りること。

ハンド (Hand)

幅広く、手札のこと。5枚のカードの役も意味します。自分のカードとコミュニティカードから選んだ5枚のカードも意味します。

ホールカード (Hole Card)

当のプレイヤーだけが見ることができるカード。例えば、テキサスホールデムのプレイヤーに配られる2枚のカードです。

キッカー (Kicker)

ハンドの中で役を作るのに関係のないカードのこと。同じ役の相手がいた時は、キッカーの数字の強さで勝ち負けが決まります。

マック (Muck)

使用済みのカードが置かれている場所。また、「マックする」とは、カードをオープンせずに降りることです。

ピクチャーカード (Picture Cards)

J、Q、Kのカードのこと。フェイスカード(Face Card)とも言います。

プリフロップ・ラウンド (Preflop Round)

簡単に言えば、プリフロップ・ラウンドは、プレイヤーが2枚のカードを受け取り、その強さに基づいて次のアクションを決定するラウンド。

ポット (Pot)

テーブルの中央付近にあるチップが置いてある場所。メインポット(Main Pot)と呼ばれる場合もあります。

プレイヤー達は、ポットの中で自分に近い場所に、他のプレイヤーが賭けたチップと区別がつくように、賭けたチップを置きます。ゲームの最後に勝者が受け取る時を除いて、一度賭けたチップを再び手もとに戻す事はできません。

レイズ (Raise)

前の人よりも多い枚数のチップを出すこと。

リレイズ (Re-raise)

そのラウンドで2回目以降のレイズのこと。リレイズの場合、直前のプレイヤーのベット額に前回のレイズで上乗せした金額以上をベットします。

リバー・ラウンド (River round)

ターン・ラウンドのベットが終了後、最後の 5番目のコミュニティ カードが参加者に見えるようにボード上に表向きに置かれること。このラウンドは、River(The River)とも言われます。

ショーダウン (Showdown)

ゲームの最後に手持ちのハンドを見せることです。

サイドポット (Side Pot)

オールインしたプレイヤー以外のプレイヤーがベットしたときにできるポット。例えば、オールインをしたプレイヤーのチップが他のプレイヤーがベットしたチップよりも少ない場合があります。そして、もしそのオールインをしたプレイヤーが勝った場合、他のプレイヤーに払い戻す必要がある時などに利用されます。

スーツ / スート (Suits / Suit)

トランプのマーク、♠ ♥ ♦ ♣ のこと。

ターン・ラウンド (Turn Round)

フロップ・ラウンドのベットが終了後、 4番目のコミュニティ カードが参加者に見えるようにボード上に表向きに置かれること。このラウンドは、ターン(The Turn)とも言われます。

アンダー・ザ・ガン (UTG: Under The Gun)

ビックブラインドの左側に座っている人。プリフロップ・ラウンドにおいて、一番最初にアクションをするポジションなので一番悪いボジションとも言われています。また、全プレイヤーからレイズなどの攻撃を受ける可能性があるので、全員から銃口を突きつけられているという意味合いで「アンダー・ザ・ガン」と呼ばれています。

ポーカーの共通ルール | 各カードの強さ | 役(組み合わせ)の強さ

他のポーカー・ゲームと同じように、テキサスホールデムも勝敗の決め方は同じです。カードの数位は「A」(エース)が最も強く、以下「K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2」の順となります。公式ルールのポーカーは、基本的にジョーカーを使用しません。

もし仲間うちでジョーカーを使用した場合、例えばワンペアがあった場合、それにジョーカーを加えてスリーカードになるというイメージです。もしジョーカーを含まない状態でフォーカードができ、残りの1枚がジョーカーの場合は、ファイブカードが完成します。ファイブカードは、ロイヤルストレートフラッシュよりも最強の役というルールが多いようです。しかし、ルールによっては、ロイヤルストレートフラッシュよりも弱い場合もあります。ジョーカーは、非常に重要で特殊なカードと言えます。

冒頭でも述べたように、ポーカーは役(カードの組み合わせ)で勝敗が決まります。もし役が同じ強さの場合は、数字やピクチャーカードの強さ(例えば、「A」が一番強い、「Q」は「J」より強い、「8」は「7」より強い、「2」が一番弱いなど)で、勝敗が決まります。

ポーカーの役の強さを解説していきます。役は全部で10種存在し、強さは、弱い順から下記になります。

  • ハイカード (High card)
  • ワンペア (Pair)
  • ツーペア (Two pairs)
  • スリーカード (Three of a kind)
  • ストレート (Straight)
  • フラッシュ (Flush)
  • フルハウス (Full house)
  • フォーカード (Four of a kind)
  • ストレートフラッシュ (Straight flush)
  • ロイヤルストレートフラッシュ (Royal flush)

それぞれの役の詳細は以下になります。

ハイカード (High card)

ペアもなくバラバラな数字やスーツの状態は、「ハイカード(ノーハンド)」という役になります。通称「ブタ」とも言われています。ハイカード同士の場合、より大きい数字(強い順からA、K、Q、J、10、9、8、7、6、5、4、3、2)のハイカードを持った方が勝利です。ハイカードの発生確率は、50%です。

例:以下のように、数字もスーツもバラバラです。

ワンペア (Pair)

ワンペアは、同じ数字の2枚組1つのペアとそれぞれ異なる数字の3枚のカードで構成される役です。数字が大きくなるほど強くなります。Aのペアが最強で、2のペアが最弱になります。例えば、「5・5・A・J・9」と「5・5・Q・8・5」だと、どちらも5のワンペアです。役以外のカードは、前者が「A・J・9」、後者が「Q・8・5」。「A・J・9」の一番高いカードはA、「Q・8・5」の一番高いカードはQになります。カードのランクはA > Qなので、「5・5・A・J・9」の方が勝ちです。ワンペアの発生確率は、42.25%です。

例:以下は、「8」のワンペア、そして残りの3枚は数字とスートがバラバラです。

ツーペア (Two pairs)

ツーペアは、同じ数字の2枚組を2組とそれ以外の1枚で構成される役です。ツーペア同士の勝敗は 「高ランクのペア」 → 「低ランクのペア」 → 「余った一枚」 の順で勝利が決まります。ツーペアの発生確率は、4.75%です。

例:以下の場合は、「Q」と「7」のツーペアになります。それ以外の1枚は「3」です。

スリーカード (Three of a kind)

スリーカードは、同じ数字のカードが3枚揃った手役です。スリー・オブ・ア・カインド(Three of a kind)と呼び、海外では「スリーカード」と言っても通じません。スリーカードの発生確率は、2.1%です。

例:以下は、「Q」のスリーカードとバラバラの数字とスーツの2枚です。

ストレート (Straight)

連続した数字5枚のカードで作る手役です。数字が大きくなればなるほど強い役になります。スーツが揃っている必要はありません。ストレートで「A」(エース)を使う場合は、「2」もしくは 「K」(キング)のどちらかと一緒の場合のみに使えます。要するに、エースを「2」と一緒に使う場合は、「1」になります。例えば、「Q・J・10・9・8」と「5・4・3・2・A」の場合、「A」は「1」になりますので、「Q・J・10・9・8」の方が強い役になります。ストレートの発生確率は、0.39%です。

例:以下は、「5・6・7・8・9」と続いたストレートです。スーツはバラバラです。

フラッシュ (Flush)

同じスーツのカード5枚で作る手役です。4種類のスーツのランク付けはなく、カードの数字は問いません。より大きい数字の入ったフラッシュを揃えた方が勝利です。例えば、ハートの「J・3・Q・8・4」とダイヤの「5・3・Q・8・K」の場合、「J・3・Q・8・4」と「5・3・Q・8・K」では、Kが一番強いので、ダイヤの「5・3・Q・8・K」を持つプレイヤーの勝利となります。フラッシュの発生確率は、0.2%です。

例:以下は、ハートが5枚のフラッシュです。番号はバラバラです。

フルハウス  (Full house)

スリーカード(同じ数字カード3枚)とワンペア(同じ数字カード2枚)の組み合わせで作る役です。3枚組の数字が大きいほど強くなります。フルハウスの発生確率は、0.14%です。

例:以下は、「Q」のスリーカードと「7」のワンペアのフルハウスです。

フォーカード (Four of a kind)

4枚の同じ数字のカードが揃った役です。英語ではフォー・オブ・ア・カインド(Four of a kind)と呼び、海外ではスリーカードと同様に「フォーカード」と言っても通じません。フォーカードの発生確率は、0.024%です。

例:以下は、「Q」のフォーカードで、残りの一枚は「7」です。

ストレートフラッシュ (Straight flush)

ストレートとフラッシュが同時に完成した役です。ストレートフラッシュ同士では、数字が大きくなるほど強い役になります。ストレートフラッシュの発生確率は、0.00139%です。

例:以下は、「3・4・5・6・7」のストレートでスートは全てスペードです。

ロイヤルストレートフラッシュ (Royal Flush)

ポーカーで最も強い役がロイヤルストレートフラッシュです。「A・K・Q・J・10」のストレートとスーツが揃った役になります。この場合のエースは、「14」となります。海外では、ロイヤルストレートフラッシュの「ストレート」を除き、ロイヤル・フラッシュ (Royal flush) と呼ぶ場合がほとんどです。ロイヤルストレートフラッシュの発生確率は、0.00015%です。一度でも揃ったらスゴイですね。

例:以下は、「A・K・Q・J・10」のストレートでスートは全てスペードです。

勝ち方のまとめ

どのポーカーゲームでも勝利のルールは共通しています。一番低い発生確率のカードの組み合わせを持ったプレイヤーが勝利します。

ちなみに、ポーカーの勝ち方は2つあります。相手よりも強い役を作るか、あるいは、相手を先にゲームから降ろさせるかです。前者はカードの引きの強さによりますが、後者は引きの強さ弱さは関係ありません。仮に弱い役しか作れていなくても、相手に「強い役を持っているかも」と思わせるようなブラフの技術が重要になります。

ゲーム進行の流れ 

では、テキサスホールデムのゲーム進行の流れを見ていきましょう。ここでは、一般的な公式ゲームの進行の流れを説明します。

    1. 席に座る
    2. ディーラーボタンが置かれる
    3. ブラインド(強制ベット)とアンティ(強制参加費)
    4. カードが配られる
    5. プリフロップ・ラウンド(第1ベッティング・ラウンド)
    6. フロップ・ラウンド(第2ベッティング・ラウンド)
    7. ターン・ラウンド(第3ベッティング・ラウンド)
    8. リバー・ラウンド(第4ベッティング・ラウンド)
    9. ショーダウン

1.

テーブルには、カジノの従業員ディーラー1人とプレイヤーが座ります。テーブルのどこに座るかは、カジノの場合、フロア(カジノの係員)に案内された席に座ることになります。誰の横に座るかはゲームに大きく影響します。

もし、自由に席が選べる状態であれば、チップを多く持っている人、いわゆるうまい人の左隣に座ることをおすすめします。うまい人のすぐ後にアクションすることになるので、とりあえずうまい人に合わせてすぐにチェックしたりフォールドをしたりすることができるからです。また、勉強にもなると思います。

2.ディーラーボタンを置く

席順が決まったら、次にディーラーボタンの位置を決めます。カードを配るカジノディーラーと紛らわしいので、このディーラーボタンをボタンと呼ぶことが多いです。このボタンは、チップよりも少し大きい円盤状で「DEALER」あるいは「D」と書かれています。ボタンは、「親」的な存在で、この位置を目印としてゲームが進行します。通常、ディーラーボタンの位置を決めるために、カジノディーラーが全員にカードを見せた状態で一枚ずつ配ります。一番強いカードを持っているプレイヤーの前にボタンが置かれます。数字が同じ場合は、スートで決まります。強さの順番は、♠ > ♥ > ♦ > ♣ となります。

ディーラーボタンのプレイヤーが一番有利です。なぜなら、カードが最後に配られ、全てのアクションの順番が最後になるので、他プレイヤーのアクションを観察してから自分のアクションを最後に決めることができるからです。

ディーラーボタンの位置は、時計回りに一ゲーム毎に移動します。つまり、ずっとゲームを続けていると、全てのプレイヤーの前にこのボタンが置かれることになります。

3.ブラインド(強制ベット)とアンティ(強制参加費)

ブラインド(強制ベット)とは、スモールブラインド(SB)とビッグブラインド(BB)がベットすることです。「テキサスホールデム・ポーカーの基本用語」でも説明しましたが、ディーラーボタンの左側のプレイヤーがSB、更にその左側のプレイヤーがBBになります。その2人のプレイヤ―は、テーブル毎に決められている額のチップを最初にボードに置かなければなりません。BB額はSB額の2倍です。

アンティは、参加者全員が支払う強制参加費です。テキサスホールデムではアンティを支払うことは稀です。もし支払う場合は、一人当たりのアンティは、だいたいBB額の10〜15%の額と言われています。2019年以降主流となっているのは、BBがアンティの全額をまとめて払う方法です。これを、ビックブラインドアンティ(Big Blind Ante)と呼びます。例えば、「100-200-200」の場合、SBが100、BBが200と200の合計400を支払うことになります。ビックブラインドアンティのメリットは、カジノディーラーの処理が早くなるのでゲームのスピードアップになります。

4.カードが配られる

ついにカードが配られます。SBのプレイヤーから時計回りに1枚ずつ配られていき二周し、一人当たり2枚ずつ配られます。この2枚をホールカードと言います。プレイヤーに配られるのはこの2枚のみで、変更することはできません。他のプレイヤーに見られないように一人でこっそりと見て、そのまま伏せたままにします。

5.プリフロップ・ラウンド(第1ベッティング・ラウンド)

プリフロップ・ラウンドからだんだんゲームが面白くなってきます。プリフロップ・ラウンド フロップ・ラウンド ターン・ラウンド リバー・ラウンドの順番で、4回アクションを行います。

プリフロップ・ラウンドでは、配られたホールカードの2枚のみでアクションが始まります。まずは手元の2枚で、勝負するのか、降りるのかを判断する必要があります。このホールカード2枚だけのラウンドを、「プリフロップ」と言います。

SBとBBはブラインドと呼ばれる強制ベットがあるため、すでにチップを賭けたことになっているので、BBの左隣にあたるアンダー・ザ・ガンのプレイヤーからアクションを行います。このアクションには、4つの選択肢があります。

  • コール:BBと同じ金額を賭ける。
  • レイズ:BBの賭け金以上を賭ける。BBの2倍の額にしなければならないルールが多いです。その場合、例えばBBの額が200だと400を賭ける必要があります。
  • オールインする。
  • フォールド:諦めて勝負から降りる。

プリフロップは、フォールドしたプレイヤーを除いて全てのプレイヤーが同額をベットした時点で終了します。誰かがレイズを選択した場合、全プレイヤーが同額をベットした状態ではなくなるので、もう一周することになります。全員の賭け額が揃った時点で、カジノディーラーが全部のチップをポットに集めます。

 6.フロップ・ラウンド(第2ベッティング・ラウンド)

フロップ・ラウンドでは、カジノディーラーが最初に一枚バーンカードを伏せたまま脇に寄せます。そして、テーブルの中央にコミュニティカード3枚を見せて置きます。この3枚のコミュニティカードをフロップと呼びます。この3枚と手元のホールカード2枚の合計5枚のカードから役を組み合わせることができます。この時点で、ベットをするか勝負を降りるかを再び判断します。

フロップ・ラウンドでは、SBを起点としてアクションが始まります。SBはチェックを選択することができます。例えば、全員がチェックをして一周した場合、その時点でフロップ・ラウンドは終了します。しかし一人でもレイズをすれば、それ以降のプレイヤーは、コール、レイズ、あるいはフォールドの選択となります。全員の賭け額が揃った時点で、カジノディーラーは、また全部のチップをポットに集めます。

7.ターン・ラウンド(第3ベッティング・ラウンド)

ターン・ラウンドでも、カジノディーラーが一枚バーンカードを伏せたまま脇に寄せます。そして、コミュニティカード1枚を見せて追加します。そのカードをターンと呼びます。後は、フロップ・ラウンドと同じ手順を繰り返します。終了後、カジノディーラーは、また全部のチップをポットに集めます。

8.リバー・ラウンド(第4ベッティング・ラウンド)

最後のラウンドのリバー・ラウンドでも、カジノディーラーが一枚バーンカードを伏せて脇に寄せます。そして、最後のコミュニティカード1枚を見せてテーブルに置きます。そのカードをリバーと呼びます。この時点でコミュニティカードの5枚が全て出揃います。後は、ターン・ラウンドと全く同じ手順になります。

9.ショーダウン

ショーダウンでは、アグレッサー(アグレッシブなプレーをした人)が最初に手持ちの2枚をオープンします。そしてフォールドしなかった他プレイヤーも手持ちのカードをオープンします。リバーのアクションにより以下の2パターンがあります。前の人よりも自分の役が弱い場合は、ショーダウンせずにカードを伏せる(マック)することも可能です。

  1. 全員がチェックだった場合 → ボタンの左隣の人から時計周りにショーダウン
  2. ベット、レイズ、オールインがあった場合 → 最後にアグレッシブなプレーをした人から時計回りにショーダウン
  • 例:「ベット⇒コール」の場合は、ベットをしたプレイヤーがアグレッシブなプレイヤー
  • 例:「ベット⇒レイズ⇒コール」の場合は、レイズをしたプレイヤーがアグレッシブなプレイヤー

コミュニティカード5枚と手持ちの2枚を組み合わせて一番強い役ができたプレイヤーが勝利します。手持ちの2枚を使わず、コミュニティカード5枚の役でも勝負できます。これで一ゲームが終了します。

次のゲームでは、前のゲームのSBがディーラーボタン、前のゲームのBBがSB、そして前のゲームでUTGだったBBの左隣がBBとなり、ゲームを繰り返していきます。

まとめ

テキサスホールデムは、3回に分けて公開されるコミュニティカード5枚と手元のカード2枚を見て、勝負をするか降りるかを決めるゲームです。つまり、5枚のコミュニティカードと2枚のホールカードの読み合いが大切です。駆け引きが勝負の醍醐味となります。

テキサスホールデムのポイントは、テーブル上のカードは他プレイヤーに見られているということと、また、あなた自身は他プレイヤーの手札の一部を知っているということになります。

どのポーカー・ゲームにも言えることですが、なるべく相手に自分の表情の変化を見せないようにしましょう。良い時も悪い時も常に淡々と冷静にプレイし、相手に感情を見抜かれないようにするのが勝利のポイントと言えます。また、ブラフして、相手をフォールドさせるのもひとつの手段です。

テキサスホールデムは、一度覚えてしまえば、とても楽しいゲームです。最初は、仲間うちでカジュアルに遊んでみることをおすすめします。

Yoshi

Yoshi

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