オンラインカジノなどのギャンブルサイトへの入出金手段の1つとして、専用口座のEウォレットがあります。
2016年頃まではオンラインカジノへの入出金のためにEウォレットを作成する必要がありました。
現在は銀行振り込みや仮想通貨での入出金も可能なギャンブルサイトも増えてきていますが、Eウォレットでの決済手段が可能なサイトのほうが圧倒的に多いです。
今回は古参であるEウォレットのSkrillとNeteller、どちらが良いかについて解説をします。
概要
注意事項としてSkrillは2016年10月1日から、Netellerは2020年4月21日から日本市場へのサービスを停止しています。
理由としては「Optimal Payments」という会社が、SkrillとNetellerの会社を両方とも買収をしたため運営方針が変わったからと考えられます。
そのため、内容については以前の情報をもとに作成しています。
Skrillについて
Skrillはギャンブルサイトへの入出金の他、Skrillへも直接銀行口座やクレジットカードやデビットカードを介して入金可能な口座です。
しかし日本のクレジットカード会社のセキュリティは厳しいため、クレジットカードからの入金はほぼ不可能となります。
Skrillへ入金するには実質銀行振込のみということになりますね。
利点としてはギャンブルサイトへの入出金手数料が無料なことです。
他、個人口座へ送金する際は1.0%の手数料がかかりますが、上限は10ユーロとなっています。
Netellerについて
Netellerの最も大きい利点は、ATMで直接Netellerからお金を引き出せるカードが作成できることです。
通常、ギャンブルサイトからお金を引き出すには
- カジノサイトからEウォレット(Neteller)へ出金
- Eウォレットから銀行口座へ出金
- 銀行口座から出金
といった手順が必要です。
しかしNetellerのカードを作成していれば、2.の手順をすっ飛ばして最寄りのセブン銀行ATMなどから現金を引き出すことが可能となります。
Netellerから直接お金を引き出すことが可能なため、Netellerから国内の銀行口座へ振り込みをする時間も手間も短縮できます。
SkrillとNeteller、どちらが良い?
ギャンブルサイトが両方の決済手段に対応しているならば、圧倒的にNetellerが良いです。
実を言うと、Skrillで可能なことはNetellerでも可能です。NetellerはSkrillの上位互換といってもいいほど機能が充実しています。
SkrillはNetellerと違い直接現金を引き出すことは出来ないため、利便性ではNetellerに軍配が上がります。
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Netellerでの支払い方法について
Neteller(ネッテラー)とは、オンラインカジノなどで使用可能なEウォレットでした。
現在はEウォレットでもVenus Point、Ecopays、Sticpayなど複数の決済手段がありますが、2015年前後はオンラインカジノの入出金といえば、ほぼNeteller一択でした。
特筆すべき特徴は国内のATMで使用可能なプラスチックカードが発行できることです。
今回はNetellerでの支払い方法について解説します。
Netellerを使うかどうかは、完全に各オンラインカジノ会社とその運営方法に委ねられています。
支払い方法の概要
Netellerは2016年9月15日より日本から撤退しました。2018年10月30日からサービスを再開しましたが、2020年4月21日に再度サービスを終了しました。
そのため、この記事の情報は2020年4月21日以前の情報となります。
Netellerでの支払い方法については、まず各カジノサイトの入金メニューの決済方法から「Neteller」を選択します。
次に入金額とNetellerに登録しているメールアドレス、もしくは12桁のIDとセキュアIDを入力します。
2段階認証を有効にしている場合は、セキュアIDではなく認証コードを入力します。
Netellerでの入出金の流れ
Netellerを使用したお金の流れとしては下記のとおりです。
1.Netellerでオンラインカジノサイトへ入金
2.カジノで遊戯
3.勝利金をカジノサイトからNetellerへ出金
4.Netellerから日本国内の銀行口座へ振り込み
5.銀行口座へ着金
→4.の流れについてはカジノサイトによって期間にかなり幅があり、数分~数日かかります。
4.→5.の流れもある程度時間がかかりますが、有料でプラスチックカードを発行していると4.を飛ばして日本国内のATMにてNetellerから直接お金を引き出すことが可能です。
他のEウォレットはカードの発行を行っているところがあまり無いため、Netellerなら比較的短い期間で出金することが可能です。
ただしNetellerは海外口座のため、ATM操作時の言語が英語ということ、10,000円単位でしか引き出せないことに注意してください。
Netellerへの入金方法
Netellerへはクレジットカードやデビットカードで入金可能とされていますが、日本ではセキュリティが非常に厳しいためカードからの入金は実質不可能です。
そのため、銀行振込となります。
手順としてはNetellerのアカウントから「口座の入金」を選択して入金額を指定すると振込口座が表示されます。
入金してから残高の反映までは数時間~5営業日程度かかります。
Netellerは合法か?
2016年9月15日に日本市場から撤退したNeteller。2018年10月30日に再開するも、2020年4月21日に再度撤退しました。
2021年8月現在は日本向けのサービスは行っていません。ただし、海外在住の方については今まで通りサービスを継続しています。
何故Netentは日本から撤退したのでしょうか?もしかすると、違法だから撤退したのでしょうか?
この記事ではNetellerが日本から撤退した理由と、Neteller自体が合法かについて解説します。
Netellerは何故日本から撤退したか?
Netellerが日本向けのサービス停止の通知を送ったのは2016年8月15日。サービス停止をする1か月前です。
当時、日本人がオンラインカジノやブックメーカーへ入出金する手段の大半はNetellerでした。
他の決済方法もありましたが、Netellerほどサポートや機能面などでしっかりとしたシステムのギャンブル口座は存在しませんでした。
特にカードでATMから直接引き出しが可能なNetellerが使用できなくなることで、オンラインカジノプレイヤー達には衝撃が走りました。
サービス停止の1か月前の通知とはいえ、当時は一時的に出金する手段が無くなったカジノサイトもあったほどです。
日本市場から撤退した理由はNeteller側からは明らかにされていません。ですが最も大きい理由としては、買収されて「Optimal Payments」という会社の傘下に入ったことです。
Optimal Paymentsによる運営方針の変更で、日本へのサービス停止に踏み切ったと考えられます。
Netellerは合法?
Netellerが日本から撤退した理由は前述したとおり、決して違法であるからといったことではありません。むしろ海外の法律に基づいて合法的に運営しています。
しかし、日本国内から判断すると、このような法律はしっかりと整っていなく「合法」というより「違法ではない」といった微妙な見方になります。
Netellerには「クレジットカードで入金」というメニューがありましたが、国内からの入金は実質不可能でした。
理由はNetellerは海外の運営だからです。クレジットカード会社としては、海外への送金はマネーロンダリングのリスクがあるため基本的には許可していません。
Neteller自体は違法ではありませんが、Neteller側が日本市場から撤退することにより法を犯すリスクを回避した、という見方になるでしょう。
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